【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が31日、黄海の一部を船舶の航行禁止区域に設定したことが韓国政府筋の話で分かった。
 北朝鮮が発表した航行禁止区域は、海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)に近い北朝鮮側の海域とされる。この政府筋は「(北が)早ければ週内に海岸砲やロケット砲などを使った海上射撃訓練を実施すると分析される」と話した。
 別の消息筋は詳細を明らかにできないとしながらも、北朝鮮が発表した航行禁止区域の座標をみると韓国の船舶の安全にも影響が懸念されると話した。また、「北が黄海上で本格的に挑発、威嚇の水位を高めると分析される」としながら、韓国軍当局は北朝鮮監視と挑発への備えを強化していると説明した。
 北朝鮮は31日、同日中に黄海へ射撃するとの通知文を韓国に送っている。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0