15番目の誘導弾高速艦「朴東鎮」(防衛事業庁提供)=28日、ソウル(聯合ニュース)
15番目の誘導弾高速艦「朴東鎮」(防衛事業庁提供)=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は28日、15番目の誘導弾高速艦「朴東鎮」を海軍に引き渡したと明らかにした。
 同艦は2011年12月に韓進重工業で建造が開始された。今後2か月の戦力化過程を経て実戦配備される予定。
 誘導弾高速艦は老朽化した高速艇を代替する艦艇。沿岸や港湾の防衛、哨戒などの任務を遂行する。艦対艦誘導弾や76ミリ艦砲などを搭載している。450トン級で、最高時速は74キロ。
 艦名は朝鮮戦争に参戦した朴東鎮(パク・ドンジン)中士(軍曹)にちなんで名づけられた。
 朴中士は1949年に海軍新兵として入隊し、翌年8月の仁川・霊興島奪還作戦の際に敵陣に向かう途中、敵の攻撃に倒れた。後ろから来た戦友に自身の機関銃を投げ渡した後、戦死した。

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