TPP交渉参加国との2回目協議　来月終了目標＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の崔京林（チェ・ギョンリム）通商次官補は24日、環太平洋連携協定（TPP）交渉参加国との2回目の2国間協議を来月末までに終了することを目標に日程を調整していると明らかにした。政府世宗庁舎で開かれた懇談会で述べた。
　TPP交渉には日本と米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、メキシコ、ペルー、チリ、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、マレーシアの12カ国が参加している。韓国は日本との事前協議を最後に交渉参加国との1回目の2国間協議をそれぞれ終えた。
　2回目の協議は早ければ今月末から始まる。崔次官補は「1回目の協議で韓国の交渉参加に友好的な見解を示した国を除く7～8カ国を対象に進める」と説明した。ただ、日本との2回目の協議の日程は決まっておらず、調整にやや時間がかかると予想されると述べた。