【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が27日発表した国際収支(速報値)によると、1月の経常収支は36億1000万ドル(約3695億円)の黒字だった。前月の64億1000万ドルに比べ減少したものの、24か月連続の黒字となった。
 韓国銀行は前月比の黒字減少について、季節要因が大きいと説明した。2009~2012年の1月の経常収支は赤字、昨年1月も23億3000万ドルの黒字にとどまっている。
今年1月の商品収支(貿易収支)は33億2000万ドルの黒字で、56億9000万ドルだった前月を下回った。
 旧正月連休のために営業日数が昨年1月より2日減り、輸出は455億8000万ドルと0.2%減少した。品目別では半導体(前年同月比13.1%増)や情報通信機器(8.8%増)、鉄鋼製品(6.4%増)などが伸びた一方、ディスプレーパネル(13.7%減)や船舶(4.9%減)などは減少した。
 1月の輸入は448億2000万ドルで1.0%減少した。生産財(1.8%増)と消費財(0.5%増)はプラスだったが、資本財(8.4%減)が減った。
 サービス収支は輸送と建設収支の黒字幅が縮小し、全体では前月の4億4000万ドルの黒字から1月は5億9000万ドルの赤字に転落した。
 投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支の黒字は、利子受け取りの増加により、前月の4億2000万ドルから6億9000万ドルに拡大した。経常移転収支は1億8000万ドルの黒字だった。

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