【大田聯合ニュース】コレール(韓国鉄道公社)の労働組合が25日午前9時から24時間の時限警告ストライキに突入した。
 同労組は前日、朴槿恵(パク・クンヘ)政権発足1年を迎える25日にナショナルセンターの全国民主労働組合総連盟(民主労総)のゼネストに連帯してストを実施すると予告していた。今回のストの理由については、昨年末のスト参加者の懲戒処分撤回と2013年賃金交渉を挙げている。
 労組側は鉄道や地下鉄を利用する市民の不便を最小限にとどめるため業務の維持に必要な人員を残しストに入るとしたが、コレールが事前に1800人余りの代替人員を投入したため、旅客輸送に影響は出ていない。貨物列車の運送率は25日正午現在、92.5%。
 コレールは1924人の組合員がストを行っているとみている。同社関係者は「今回のストは実施の是非を問う投票が行われず手続き上の問題がある上、正当性も失った明確な違法ストだ」として、厳正に対処する方針を明らかにした。

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