同労組は昨年12月、コレールが高速鉄道(KTX)新路線を運営する子会社の設立を計画していることに「事実上の民営化」と反発し、過去最長となる22日間のストを実施した。
今回のスト突入については、昨年末のスト参加者の懲戒処分撤回と2013年賃金交渉を理由に挙げている。会社側が要求を受け入れない場合は、24日の全国5圏域別の夜間ストに続き、25日午前9時から26日午前9時まで全列車の運行をはじめ業務を拒否し、第1次警告ストに突入する予定だ。第2次ストについては今後の会社側の態度を見ながら実施するか決定するという。
これに対しコレールは、昨年の違法ストで膨大な国家的損失と混乱をもたらしたにもかかわらず、2か月もたたないうちに組合員らを再び違法ストに追い込んでいると指摘。また今回のストは実施の是非を問う投票が行われず手続き上問題がある違法ストだとして、「厳正に対処する」との立場を示した。民主労総のゼネストについては、鉄道や医療の民営化反対などを目指す反政府闘争だと規定している。
労組側は、投票を行っていないという会社側の主張はうそであり、昨年11月に2013年賃金交渉関連の争議行為の賛否を問う投票を実施し、賛成80%で可決したと主張している。
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