【ニューデリー聯合ニュース】韓国・双竜自動車の筆頭株主であるインドの複合企業、マヒンドラ・グループのアナンド・マヒンドラ会長は17日、同国を国賓訪問している朴槿恵(パク・クンヘ)韓国大統領と会談し、向こう4年間で1兆ウォン(約984億円)を双竜に投資して新製品と技術開発を行うと明らかにした。
 マヒンドラは自動車、農業機械、防衛システム、金融、ITサービスを主力事業とする多国籍企業で、100カ国・地域以上に約15万5000人の従業員を抱える。インド企業のうち、韓国に最大の投資を行っている。
 マヒンドラは2010年8月、双竜の買収に向けた了解覚書(MOU)を締結し、翌年に5070億ウォンを投じて双竜の株式の69%を取得した。昨年には800億ウォンを新たに投資し、持ち株比率を72%に引き上げた。
 マヒンドラ会長は、双竜と新車や新エンジンなどの共同研究開発を計画していると明かしたほか、韓国に支社を設立し、韓国企業との提携や新たな投資のチャンスを模索すると約束した。
 朴大統領は、マヒンドラが韓国を信じて経営再建中だった双竜を買収し、経営を立て直したことを高く評価した。

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