【釜山聯合ニュース】電気通信に関する国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU)総会(全権委員会議)が開催される韓国・釜山のBEXCO(展示コンベンションセンター)と海雲台一帯に先端の情報通信技術(ICT)インフラが構築される見通しだ。釜山市は17日、最上の会議環境を整えるため、ICTインフラ構築計画を立て、会期(10月20日~11月7日)前までに工事を完了する方針を明らかにした。
 構築事業ではICT新技術環境の整備、会場の通信環境改善、参加者への支援システムの構築などが行われる。
 ICT新技術環境整備の課題については▼「ICTスマートゾーン」設置▼「スマートストリート」造成▼新技術実演サービスコンテンツ制作――の三つを挙げている。ICTスマートゾーン設置には国が52億ウォン(約5億円)、市が24億ウォンの計76億を投じ、有無線インフラ設備を構築する。
 会場の通信環境改善事業はBEXCOのICTインフラを補完・構築するもので、老朽化した通信ケーブルの交換、Wi-Fi(ワイファイ)インフラ改善、無停電電源装置(UPS)設置などが進められる。 

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