【東京聯合ニュース】早稲田大学が10月1日に韓国学研究所を開設する。
 同研究所は、朝鮮半島の平和定着、北東アジアの地域協力、日本での韓国学研究の現状に関する調査などの研究事業とともに、次世代の韓国学研究者の育成、学生と一般市民を対象とする現代韓国文化講座や学術セミナーの開催などを行う予定だ。
 同大学大学院アジア太平洋研究科の李鍾元(イ・ジョンウォン)教授が所長を務め、李成市(イ・ソンシ)教授(文学学術院)、布袋敏博教授(国際教養学部)らが参加する。
 李所長は30日の記者懇談会で「歴史に対する認識が弱い戦後世代が日本社会の主流となり、最近の韓日関係全般が大きく変化しており、あつれきも生じている。転換期の日本で韓国を含めたアジアに対し奥深い視点とバランス感覚を備えた研究者とオピニオンリーダーを育成する土台を作りたい」と抱負を語った。
 同研究所は12月に設立記念シンポジウムを開催する。

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