【コロンボ聯合ニュース】韓国の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は30日(現地時間)、スリランカでラジャパクサ大統領と会談し、韓国企業が同国のインフラ開発事業に参入できるよう関心と支援を求めた。同国は国家開発10カ年計画を推進している。
 鄭首相は特に、韓国企業が関心を示しているサプガスカンダ製油所の拡張事業(13億ドル=約1280億円)、サンプール石炭火力発電所の建設事業(5億ドル)、北部高速道路建設事業(7億6000万ドル)への参入に協力を要請した。
 国務調整室によると、ラジャパクサ大統領は「積極的に関心を持って支援する」と答えたという。
 鄭首相は続けてジャヤラトナ首相と会談し、スリランカでの韓流・韓国語人気を受け、文化・教育分野での交流をさらに拡大することで合意した。
 また、セマウル運動(農村改革運動)普及事業や経済発展経験共有事業(KSP)を通じ、スリランカの持続可能な開発に寄与すると約束した。KSPは開発途上国に韓国の経済発展ノウハウを伝えるプログラムで、スリランカに対しては2011年から推進中だ。

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