【ソウル聯合ニュース】ソウル市は22日、外国人が多く訪れる観光地に「観光保安官」(仮称)を配置し、政府が新設する観光警察と共に不当な高額料金を請求する「ぼったくり」などの不法行為の取り締まりに乗り出すと明らかにした。
 韓国政府は先ごろ、10月までにソウル警察庁に約100人規模の観光警察隊を発足させ、ぼったくりや無資格ガイドなどの不法行為を集中的に取り締まる方針を発表している。
 ソウル市は退職した元警察官や元公務員を対象に観光保安官12人を選抜する案を検討している。警察庁から派遣された観光警察が地域の状況に通じていないため、担当地域を専門的に管理する観光保安官が必要だとの立場だ。
 海外ではタイに約1200人、マレーシアに約1500人の観光警察が配置されている。

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