【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は11日、集中豪雨などで北朝鮮から韓国に流れてくる「木箱地雷」に注意するよう、川の下流や海岸地域に呼びかけた。
 北朝鮮の木箱地雷は横20センチ、縦9センチほどの大きさで、中に200グラムの爆薬と爆発装置が入っている。箱を開けたり、強い圧力を加えると爆発するようになっており、殺傷半径は2メートル以内。最近はプラスチック製のものもあるという。
 合同参謀本部は、木箱地雷が水によく浮き、爆発物に見えないことから触ってしまう可能性を指摘。木やプラスチックでできた物体を発見した場合は近くの警察や軍部隊に届けるよう促した。
 韓国軍は住民の安全のために6月末から北朝鮮に隣接する川の下流や海岸地域に対する地雷探索を実施している。2010年から昨年までの間に247個の木箱地雷を回収している。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0