【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は26日、青瓦台(大統領府)で米インターネット検索大手グーグルの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のラリー・ペイジ氏と会談した。
 朴大統領が就任後、世界の情報技術(IT)業界のリーダーと会談するのは、米マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏に続き2人目。
 朴大統領は「従来の市場を拡大するだけでは経済成長が難しい時代となった」と述べ、創意工夫により新しい産業と雇用を創出する「創造経済」の重要性に言及した。
 また「グーグルと韓国企業が協力関係を築き、シナジー(相乗効果)を発揮していることをうれしく思う。世界市場で韓国製のスマートフォン(多機能携帯電話)が好調だが、グーグルとの協力が大きな原動力になったことを知っている」と評価。サムスン電子のスマートフォンにグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」が搭載されていることを取り上げ、協力拡大に期待を寄せた。
 ペイジ氏は同日午前に韓国入りし、サムスンディスプレーの液晶パネル(LCD)工場などを見学したほか、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長と会談し、両社の協力などについて意見を交換した。

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