【ソウル聯合ニュース】韓国の景況判断指数(BSI)見通しが8か月連続で基準値の100を下回った。
 韓国の全国経済人連合会(全経連)が売上高を基準に企業600社を対象に調査した結果、来年1月のBSI見通しは85.7だった。
 BSIは100を上回ると、景気が回復するとみる企業が悪化するとみる企業より多いことを意味し、100未満はその逆となる。
 BSI見通しは今年5月に104.7だったが、6月に98.3、8月には82.7に落ち込むなど基準値を下回っている。
 企業は内需、輸出、投資、在庫、雇用などの調査対象全部門で3か月連続否定的な展望を示した。
 全経連は、欧州債務危機に加え、米国で減税失効と歳出削減が年明けに重なる「財政の崖」回避に向けた交渉が難航しているほか、国内の景気低迷も重なったためと分析した。 

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