前回のテレビ討論会で握手する3候補。左から李氏、文氏、朴氏=(聯合ニュース)=(聯合ニュース)
前回のテレビ討論会で握手する3候補。左から李氏、文氏、朴氏=(聯合ニュース)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(19日投開票)に出馬する与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補、野党・統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補による2回目のテレビ討論会が10日午後8時から行われる。
 この日の討論会のテーマは経済・福祉。3候補は長期化する景気低迷打開に向けた対策や財閥に偏った経済からの脱却を図る「経済民主化」や雇用、福祉政策などについて舌戦を繰り広げる。
 朴候補は経済成長と経済民主化を同時に進める「2トラック論」を強調する一方、文候補は中産階級の暮らしを支援する「民生経済論」をアピールするとみられる。
 焦点になっている経済民主化について、文候補は財閥改革を通じた経済政策を強調し、朴候補との違いを鮮明にすると予想される。
 一方、李候補は1回目のテレビ討論で朴候補を激しく攻撃した。今回も朴候補の主張に反論したり、厳しい質問をする場面がみられそうだ。
 中央選挙放送討論委員会は16日に最後となる3回目のテレビ討論会を予定している。

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