【ハノイ聯合ニュース】日本が今年に入りベトナムへの投資を継続的に拡大し、最大投資国の座を固めたことが30日、分かった。
 ベトナムの計画投資省(MPI)によると、日本企業の年初からの投資額は49億2000万ドル(約4000億円)に上る。サムスン電子など約2800社が進出している韓国は、9億3670万ドルで2位にとどまった。
 日本企業は昨年のタイの大洪水以降、ベトナムへの投資を拡大し続けている。特に最近は、尖閣諸島をめぐる中国との領有権紛争でチャイナリスクが顕在化していることも、対ベトナム投資を増やす要因となっているようだ。
 一方、サムスン電子は携帯電話などを生産する同国北部の工場に8億3000万ドルを投資する計画という。

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