【ワシントン聯合ニュース】韓国軍制服組トップの鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長とデンプシー米統合参謀本部議長は23日、韓米軍事委員会(MCM)を開き、2015年12月まで計画通り戦時作戦統制権移管を推進していくことをあらためて確認した。
 両国はテレビ会議形式で行われた委員会の終了直後に共同声明を発表し「統制権移管のため戦区司令部の検証の重要性について認識を共にし、『戦略同盟2015』に明示された検証指針を再確認した」と述べた。
 また、両国は今後、北朝鮮によるいかなる形態の侵略及び軍事的挑発も容認しないという同盟レベルでの決然とした意志を再確認し、これを誇示するため努力していくことで合意した。
 韓国合同参謀本部関係者は、これまで1年に1回開かれてきた同委員会を今後は1年に2回以上開催し、韓米間の軍事懸案を協議していくと明らかにした。次の同委員会は来年4月ごろの予定。
 この関係者は、戦時作戦統制権移管は現在61%程度まで完了したと伝えた。

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