【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は31日、北京で第2回韓中国防戦略対話を開いた。
 韓国国防部の林官彬(イム・グァンビン)国防政策室長は同日に会見し、北朝鮮が軍事的な挑発を行う場合、断固として対応する方針を中国側に伝えたことを明らかにした。
 韓国側は朝鮮半島の緊張は北朝鮮の軍事的な挑発に起因すると強調。最近発生した北朝鮮のサイバー攻撃などについて深刻な懸念を表明し、中国が建設的な役割を果たすよう求めた。
 これに対し、中国側は朝鮮半島と北東アジア地域の平和と安定の維持に努めていると説明した。
 双方は国防当局間の交流・協力の原則と範囲などを定めた覚書(MOU)を締結した。覚書には軍高官の交流や合同の捜索・救助活動などを盛り込んだ。
 また、多様な安全保障問題を話し合うため、ホットラインを設置することにした。 

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0