【ソウル聯合ニュース】アフリカと中東地域が韓国自動車産業の新たな市場として浮上している。
 韓国自動車産業協会によると、韓国自動車メーカーの上半期(1~6月)の対アフリカ輸出額は前年同期比34.4%増の12億8301万ドル(約1002億円)となった。
 アフリカへの輸出は2006年に10億ドルを超え、昨年に20億ドルを突破した。このペースだと、今年の輸出額は25億ドルを上回ると見込まれる。
 現代自動車の輸出台数は4万9740台で、前年同期に比べ41.4%増えた。起亜自動車は36.4%増の4万2470台だった。
 中東地域への上半期輸出額は同8.1%増の41億2812億ドルとなり、半期ベースで過去最高を更新した。今年1年間の輸出額は80億ドルを超えると予想される。
 現代自動車と起亜自動車の販売台数はそれぞれ9.0%増の14万7042台と15.6%増の10万3941台だった。 
 中東地域では高級車の販売が大幅に伸び、収益性も上がっている。
 自動車業界関係者は「中東地域では現代・起亜自動車が主導的な地位を確保しているため、今後さらなる成長が見込まれる」と期待を示した。 

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0