サムスンの米半導体工場　システムLSI専用に

【ソウル聯合ニュース】サムスン電子が米テキサス州オースティンにある工場の半導体メモリー生産ラインをシステムLSI（高密度集積回路）生産ラインに替えることが19日、分かった。
　半導体関連業界によると、二つある同工場の生産ラインのうち一つをシステムLSI用にする。サムスン電子は昨年も同様の転換を実施しており、両ラインでシステムLSIを生産する。同社は近く正式にラインの転換方針を発表するとされる。
　モバイル機器やデジタル家電で使われるシステムLSIの需要増加に伴い、サムスン電子は生産ラインの転換やシステムLSIラインの新設を進めている。
　同社は今月初め、2兆2500億ウォン（1535億円）を投じて京畿道華城市にシステムLSI工場を設置すると発表した。2013年末の完工を目指す。このほか、韓国内にある工場の生産ラインをシステムLSI用に転換することも進めている。