米朝協議後　米の北朝鮮担当特別代表が訪韓

【ソウル聯合ニュース】韓国外交通商部は20日、米国務省のデービース北朝鮮担当特別代表が25日に訪韓し、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める林聖男（イム・ソンナム）朝鮮半島平和交渉本部長と会談すると発表した。デービース氏は23日に北京で米朝高官協議を行う。
　デービース氏と林本部長は25日に共同記者会見を行い、米朝協議の結果を説明する。その後、6カ国協議の再開について意見を交換する予定だ。
　米朝高官協議は昨年10月にスイス・ジュネーブで行われて以来で、金正日総書記の死去後初めてとなる。北朝鮮側は金桂冠（キム・ゲグァン）第1外務次官らが出席する。
　デービース氏と林本部長が共同会見を行うことについて、外交筋の一部からは何らかの合意事項が発表されるとの見方が出ている。
　デービース氏は訪韓前に6カ国協議議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談。韓国を訪問した後は、日本の6カ国協議首席代表・杉山晋輔外務省アジア大洋州局長と会談するため日本を訪問するとされる。