【ソウル聯合ニュース】起亜自動車の小型車「リオ(韓国名:プライド)」の紹介動画がインターネットで爆発的な人気を集め、同社の「ソウル(SOUL)」のCMに続くヒット作となっている。
 動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿されている同動画の再生回数は1000万件を超えた。
 動画は米アニメーション映画「RIO」と車名が同様のことに着目し、同映画の配給会社である20世紀フォックスと共同で制作された。若い顧客層を視野に、アニメーションと実写を合成させたほか、「きらきら星」をエレクトロニックサウンドにアレンジした楽曲を採用した。
 動画が反響を呼び、海外約30カ国の現地法人やディーラーからはテレビCMへの活用などを要請されたという。これを受け、起亜自動車はテレビCMとして使える2分と30秒の動画も追加で制作した。
 起亜自動車は2009年からハムスターが登場するソウルのCMを流し、大きな人気を集めた。CM第1弾は米動物保護団体「PETA」が選ぶ広告賞を受賞。2010年には米調査会社ニールセンの自動車広告賞に2年連続で選出された。
 昨年に放映された第3弾ではシャッフルダンスを披露するハムスターが登場。ユーチューブで再生回数1000万件を超えたほか、米自動車メディアのモータートレンドが発表した自動車広告ランキングで1位を獲得した。

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