【ソウル聯合ニュース】早ければ来月からサムスン製の「低価格テレビ」が発売される見通しだ。
 サムスン電子のキム・ヒョンソク副社長(映像ディスプレー事業部長)は8日、ソウル・瑞草区の本社で行ったスマートテレビの新製品発表会で、「(低価格テレビの)製品開発はすでに完了した。1~2か月以内に発売する」と明らかにした。
 サムスンはこれまで需要があれば低価格テレビを生産するとの立場を示してきたが、具体的な発売日程を発表したのは初めて。
 LG電子も従来の製品より20~30%安いテレビを発売する予定で、低価格テレビの競争は一層激しくなる見込みだ。
 金副社長によると、製品価格は従来の低価格製品の価格にサムスンのサービス価値が含まれる水準になる。日本市場進出と関連しては、「確定したものはないが、まだ勉強する時間が必要」と述べ、急がない方針を示した。日本はサムスン電子が唯一進出できていない海外市場だ。
 一方、この日は音声や顔などの認識が可能な未来型スマートテレビ「ES8000」を公開した。今年は全世界で5000万台のテレビを販売する計画で、そのうち5割以上がスマートテレビになるという。

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