LGシネマ3Dテレビ=(聯合ニュース)
LGシネマ3Dテレビ=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】LG電子が来年に販売するテレビモデルのうち、7割は3D(立体)を採用した製品になるとみられる。3Dテレビの売れ行きが好調を維持しており、家電製品事業の力量を3Dテレビに集中することにしたためだ。
 電子業界が29日に公表した資料によると、LG電子は10~12月期のLGシネマ3Dテレビの販売業績を独自に調査した結果、今月初めに既に100万台を突破した。同社の3Dテレビ販売が四半期ベースで100万台を上回ったのは今回が初めて。
 市場調査機関のディスプレイサーチによると、LGシネマ3Dテレビの販売は1~3月期に12万4000台にとどまったが、4~6月期には45万9000台、7~9月期には80万5000台まで増えた。
 これに伴い、LGシネマ3Dテレビは7~9月期に3Dテレビ市場でシェア14%を記録。13%のソニーを追い越し2位に浮上した。1位は29%を占めたサムスン電子だった。 
 LG側はフィルムパターン偏光眼鏡方式(FPR)を採用したことや米国の有力消費者情報誌「コンシューマー・レポート」から最高の評価を得たことなどが販売増加を後押ししたと分析している。来年は3Dテレビ市場でのシェアを25%以上に伸ばすとの目標を掲げているという。

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