【ソウル聯合ニュース】サムスン電子のスマートフォン(多機能携帯電話)「フォーカスフラッシュ」が米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)4S」より処理速度が速いとの評価を受けた。
 米国のIT専門メディア「テッククランチ」は4日、フォーカスフラッシュに関する記事の中で「フォーカスフラッシュに搭載されたエクスプローラーがウェブページを表示する速度は期待以上に速かった」と評価した。数回にわたりiPhone4Sと比較した結果、速度面でiPhone4Sが劣ったと伝えた。
 フォーカスフラッシュは、米マイクロソフトの携帯電話向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズフォン」の最新版「マンゴー」を搭載した製品。1.4ギガヘルツのプロセッサ、3.7インチのAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)パネルを採用し、500万画素のカメラのほか、前面にテレビ電話用のカメラも備えている。
 テッククランチは、フォーカスフラッシュが低価格モデルにもかかわらず、スペックや速度の面で優れていると評価した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と強力に連動され、使用時はもちろん、連絡先を登録したり、設定を変える場合も便利だと説明した。
 また、テッククランチは、サムスン電子が7~9月期にアップルを抑え、スマートフォンの販売台数で首位となったことについて「王者が倒れた。サムスンがアップルを権力の座から引きずり下ろした」と評価した。サムスンがグーグルのOS「アンドロイド」の最新版を搭載した新型スマートフォン「ギャラクシー・ネクサス」を発売する前にアップルを抜いた点も強調した。

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