【ソウル聯合ニュース】企画財政部が2日に国会に提出した「2011~2015年国家債務管理計画と国家保証債務管理計画」によると、今年の国家債務を前年比7.8%増の422兆7000億ウォン(約27兆5700億円)と予想した。
 また来年の国家債務は、今年より6.0%増の448兆2000億ウォンになる見通しで、それ以降は増加率が1~2%台に下落し、2013年(460兆ウォン)、2014年(466兆4000億ウォン)、2015年(471兆6000億ウォン)にそれぞれなるとした。
 国家債務のうち、国民の税金で賄う債務割合は今年49.4%で過去最高を記録するとみられ、その後は2013年48.5%、2014年46.9%、2015年45.4%と改善される見通しだ。
 国家保証債務残高は昨年の34兆8000億ウォンから今年36兆5000億ウォンに増え、来年は38兆ウォンまで増加する。ただ、2013年は35兆6000億ウォン、2014年は30兆9000億ウォン、2015年は28兆5000億ウォンに減少すると予想した。
 国民の税金で賄う債務割合や国家保証債務残高が来年に過去最高を記録すると予想されたことを受け、政府は2014年から赤字国債を発行せず、返済だけを行い、国家債務規模や財務リスクを減らしていく計画だ。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0