会見する金長官=23日、ヌサドゥア(聯合ニュース)
会見する金長官=23日、ヌサドゥア(聯合ニュース)
【ヌサドゥア聯合ニュース】外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は23日、「非核化会談は南北が主導すべきだ」との考えを示した。インドネシア・バリ島で開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)終了後の記者会見で述べたもの。北朝鮮の朴宜春(パク・ウィチュン)外相にもこうした意見を伝え、朴外相も共感を示したと明らかにした。
 金長官と朴外相は同日、非公式接触を行い、両国間の懸案について意見を交換した。ただ、金長官は非公式接触の具体的な内容については、「互いに信頼を築く過程にあり、事前に了解を得ずに内容を公開するのは適切ではない」と、言及を避けた。
 一方、同日行われた韓米外相会談については、南北非核化会談と関連し今後も韓米が協力することで一致したと説明した。また、韓米自由貿易協定(FTA)をめぐる米国内の状況がやや変わったため早期批准に向け両国がさらに努力すべきだとの認識を共有したと述べた。

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