【ソウル聯合ニュース】現代自動車の小型車「アクセント」が上半期に全世界で25万台以上を販売し、同社が今年、小型車販売50万台を達成できるかどうかに注目が集まっている。現代自の車種のうち、これまでに年間販売50万台を突破したのは、中型の「ソナタ」と準中型の「アバンテ(エラントラ)」だけだ。
 業界が18日に明らかにしたところによると、「アクセント」は上半期に全世界で前年同期比44%増の25万6361台を販売した。
 「アクセント」の販売台数は毎年増加しているが、昨年は38万4088台にとどまった。だが、今年に入り「アクセント」の販売が好調をみせ、上半期には海外での販売台数が24万6289台で全体の約95%を占めた。特に、今年海外各地で発売した新型モデルが大きな人気を博し、今後の販売増が予想されることから、年間販売50万台突破に期待がかかっている。
 ロシアでは、1月に現地工場で生産を始め、2月に発売した「アクセント」のロシア戦略型モデル「ソラリス」が先月1万833台販売され、3か月連続で現地の外国ブランド販売1位を記録した。
 インドでは、「新型アクセント(現地名:新型ベルナ)」を6月に4102台販売し、ホンダの「シティ」やフォルクスワーゲンの「ベント」などを制して現地中型車(韓国基準では小型車クラス)市場で販売1位に立った。5月にインド市場で発売された「アクセント」は、上半期に2万1500台余りの契約高を記録した。
 また、中国では昨年8月に発売した「新型アクセント(現地名:ベルナ)」が先月1万830台売れるなど、上半期だけで5万7923台を販売。米国では、5月に発売された「新型アクセント」が先月に早くも3376台売れ、販売拡大の兆しをみせている。
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