【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、金剛山観光地区内の韓国側財産権に関する南北協議が前日行われたことを報じるとともに、追加協議の可能性を示唆した。
 同通信は協議内容について「南(韓国)側企業がさらに研究し立場がまとまれば、また会って協議するだろう。万一、南側が7月末まで立場を明らかにしなければ、通告した通り南側の不動産を法的に処分することになるだろうと、強調した」と伝えた。これに対し韓国側は、今回の内容を報告し、適切なルートを通じ次の協議に対する立場を知らせると返答したという。
 韓国政府は近く民間投資企業と協議し、対応策を検討した上で、北朝鮮側との再接触に乗り出すとみられる。
 一方、韓国では、前日の協議で特に進展はなかったとされている。
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