【ソウル28日聯合ニュース】韓国大手電機メーカーのサムスンSDIが28日に発表した1~3月期連結決算によると、売上高は前年同期比0.3%減の1兆2090億ウォン(約922億円)、営業利益は同6.7%減の787億ウォンとなった。
 前期比では売上高は0.3%増、営業利益は高付加製品の販売好調で310%増となった。
 ディスプレー部門ではプラズマディスプレー(PDP)の販売が前年同期比18%増となり、1~3月期販売としては過去最高値を更新した。
 2次電池部門の売上高は前期比2.4%減の140億ウォンとなったが、高分子ポリマーなど高付加価製品の販売は好調だった。
 同社では4~6月期は各社の高機能携帯電話(スマートフォン)やタブレット端末、ノートパソコンの新製品が相次いで発売される予定で、リチウムイオンバッテリーに対する需要が前期比7%増、PDPモジュールの需要は6%増になると予想した。
 同社は電池市場の急激な需要増加に積極的に対応するとともに、PDP市場では急拡大している50型以上の大型製品に集中する方針だ。

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