【ソウル1日聯合ニュース】韓国の携帯電話大手SKテレコムは1日、中国の通信大手・中国移動通信(チャイナモバイル)と次世代技術の研究開発(R&D)に関する了解覚書(MOU)を締結したと発表した。
 両社は次世代ネットワーク、端末プラットフォーム、機械間(M2M)無線通信、世界のキャリア統一のアプリケーションマーケット(WAC)、モバイルインターネットと、情報通信技術(ICT)関連の4分野で研究開発を共同で推進することにした。
 次世代ネットワーク分野ではクラウド型通信接続サービス(SCAN)など、新たな概念の低コスト・高効率のネットワークを共同開発し、テストベッド(試験用システム)を構築する計画だ。
 端末プラットフォームでは基本ソフト(OS)、ユーザーインターフェース(UI)、アプリケーションなど、端末で稼働されるソフトウェアを顧客に最適化する技術を開発する。
 機械間(M2M)無線通信の開発に向けては、韓国と中国にそれぞれ研究所を設立、世界標準づくりを主導していく考えだ。
 WACとモバイルインターネット分野では双方のアプリケーションソフト配信サービスでの強みを融合させ、モバイル向けソーシャルゲームなどを共同開発する予定だ。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0