これにより同社の4月の生産台数は4600台ほど減少(昨年生産量比較)すると推定される。
ルノーサムスンは日産自動車や中小協力メーカーから、シリンダーブロック、シリンダーヘッド、トランスミッション、エンジン主要部品などの供給を受けている。その割合は15~18%に達する。
同社関係者は、世界の自動車需要急増で部品需給が難しくなっているなか、震災でさらに状況が深刻になったと話す。パリと東京の日産・ルノー連合の購買組織や物流組織、ルノーの供給網とともに危機対応チームを設置し需給に力を入れているが、生産量削減が避けられなくなったと説明した。削減をいつまで維持するかは不明で、部品生産再開の時期により調整するとしている。
一方、韓国GM(旧GM大宇)も東日本大震災により部品需給に支障が生じ、20日から京畿道・富平と全羅北道・群山の工場で平日の残業と週末勤務を中断している。来週初めに再開の是非を協議する計画だが、現時点では再開延期とする可能性が高いと伝えられる。
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