【ソウル24日聯合ニュース】女子フィギュアスケートの金妍児が、3月21日に東京で開幕する
世界選手権で1年ぶりに公式大会に復帰する。11日にスポーツ専門テレビネットワーク、ユニバーサルスポーツのインタビューに対し、「準備したものをすべて見せ、観客とともに呼吸したい。成績はその後についてくると思う」と、心境を明らかにした。
 金が最後に出場したのは、昨年3月の世界選手権。1年ぶりの大会は緊張もするが、同時に楽しくもあると話した。
 ほかの選手たちがグランプリ・シリーズ、グランプリ・ファイナル、4大陸選手権に出場し、競技感覚を磨いている間、金妍児は米ロサンゼルスで練習を続けた。金は「昨年は冬季五輪にとにかく集中していたので、少し休む時間が必要だった」と話した。おかげで世界選手権の準備に集中する時間が持つことができ、正しい選択だったと思っているとした。ロサンゼルスでアイスショーを終えた昨年10月から本格的に新シーズンの準備に入り、先月に入り、世界選手権への準備が整ったと感じたという。
 今回の世界選手権では、ショートプログラム(SP)でバレエ音楽「Giselle(ジゼル)」、フリーは「アリラン」など韓国の伝統音楽を編曲した「Homage to Korea」を披露する。技術的には特別に新しい要素は入れず、芸術的表現に集中する計画だ。金は「技術的要素は昨年と大きく違わない。キャラクターの芸術的表現の完成度を高めていこうと思う」と説明した。新プログラムをファンと観客に見せる日が待ち遠しいと自信感を示した。

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