【ソウル27日聯合ニュース】北朝鮮の高官や富裕層が、香港資本で運営される羅先市のホテルのカジノに頻繁に出入りしていると、北朝鮮脱出住民(脱北者)団体のNK知識人連帯が27日に伝えた。
 同団体の内部通信員によると、昨年に金正日(キム・ジョンイル)総書記の中国訪問を機に、羅先市中心街のエンペラー(英皇)ホテルのカジノが再びオープンした。しかし、非公式的には1年前からカジノ営業が行われたいた。高官や富裕層の掛け金は、1日平均1万ドル(約82万円)以上に達するという。
 同ホテルは香港のエンペラーグループが6400万ドル相当を投じ、2000年にオープンした。客室100室に室内プール、ナイトクラブなどあり、カジノ内部にはスロットマシン52台やブラックジャック、ルーレットなどができる16のテーブルがあると、NK知識人連帯は伝えた。

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