会見の様子=10日、ソウル(聯合ニュース)
会見の様子=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】「キリスト教社会責任」など約30の宗教・市民団体が10日に駐韓中国大使館前で記者会見し、同日にノーベル平和賞授賞式を迎える民主活動家、劉暁波氏の釈放を中国政府に促した。
 団体は声明を通じ、中国は世界をリードする大国であり、その平和と人権に対する姿勢は世界の関心事にならざるを得ないと指摘し、世界の人々の支持と尊敬を集める意味でも、人権問題に前向きな措置を取るべきだと促した。
 これら団体は、100万人を目標に劉暁波氏の釈放を求める署名運動を展開する予定だ。
 中国政府は、ノルウェー・オスロで10日夜に開かれるノーベル平和賞授賞式に劉暁波氏の家族や国内民主活動家が参加できないよう、出国禁止令を出すとともに、各国に欠席を求める文書を送った。

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