【ソウル26日聯合ニュース】繰り返される北朝鮮発の悪材料が、株式市場と外為市場に強い北風を呼んだ。
 26日のソウル株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前日比25.88ポイント(1.34%)下落の1901.80で取引を終えた。この日は米国市場が連休のなか小幅上昇で寄り付いたが、午後に北朝鮮の強硬発言で緊張が高まり、ウォン・ドル相場が1ドル=1160ウォン台に急騰。後場に個人と一部機関投資家の売りが広がり、1900も割り込んだ。
 専門家らは、韓国と米国の合同軍事演習を控え外国人がやや様子見ムードのなか、対ドル相場の急騰で個人を中心に投資心理が急激に萎縮したと分析した。
 一方、ソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は、前日比21.70ウォン安の1ドル=1159.50ウォンで取引を終えた。

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