双方はその席で、北朝鮮が先ごろ高濃縮ウラン製造に使用可能な遠心分離機を公開したことをはじめ、寧辺核施設の軽水炉建設・核実験準備の兆候などに関する情報を共有し、6カ国協議再開を話し合った。
ボズワース特別代表は21日夜にソウル入りし、22日午後から東京、北京を相次ぎ訪れ、北朝鮮核問題の担当者に会った後、24日に米国に戻る予定だ。同氏はメディアに公開した会合の冒頭でこうした日程を説明し、北朝鮮核問題に関する韓国政府の外交的努力に感謝の意を示した。
ボズワース特別代表は会合直後に外交通商部庁舎で金星煥(キム・ソンファン)同部長官と会い、北朝鮮核問題について意見を交わす。
一方、魏聖洛本部長もボズワース特別代表との会合後、2日間の日程で中国を訪れ、中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と6カ国協議再開などに関する立場を調整する。
核専門家のヘッカー米スタンフォード大教授は20日、先ごろ訪問した北朝鮮・寧辺核施設に関する報告書を発表し、ウラン濃縮施設で1000台以上の遠心分離機を見たと伝えた。北朝鮮は、2000台の遠心分離機が構築されていると主張したという。
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