李大統領はG20ソウル・サミットで採択された首脳宣言「ソウル宣言」の内容について詳しく説明しながら、「高成長国家と低成長国家、先進国と新興国など多様な経済状況の代表性を持つという長所もあるが、これにより合意形成が難しいのではないかとの懸念があった。しかし、譲歩と妥協で合意を導き出すことができ幸いだ」と述べた。韓国主導の国際金融セーフティーネットにも言及し、良い成果を挙げることができうれしく思うと語った。
李大統領は、議長を務める日本の菅直人首相のあいさつの後、米国のオバマ大統領、中国の胡錦濤国家主席に続き3番目に発言を行った。
李大統領はAPECビジネス諮問委員会(ABAC)関係者らとの懇談会にも出席し、世界経済回復に向けた企業家らの努力を評価し、保護主義阻止を目指すG20ソウル・サミットの合意事項を説明した。
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