ソウル都心ではサミット中の公共交通利用を促すキャンペーンも行われた=(聯合ニュース)
ソウル都心ではサミット中の公共交通利用を促すキャンペーンも行われた=(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)が開かれる11、12の両日、ソウル地域では乗用車運行の自主規制が実施される。国土海洋部が10日に明らかにした。
 車ナンバーの下1けたが偶数の場合は11日、奇数の場合は12日に、それぞれ自家用車の運行を控えるよう呼びかけている。当初は強制施行する案も検討されたが、市民の自発的な参加が重要だと判断し、自主規制とすることを決めた。
 これを受け、路線バスや地下鉄など公共交通機関の運行が増やされる。国土海洋部関係者は「世界各国からの訪問客に配慮し、ソウル市民は自発的にキャンペーンに参加してほしい」とコメントした。
 一方、警察庁によると、サミット会場のソウル・三成洞COEX(韓国総合展示場)周辺の主要道路では、12日午前零時または午前6時から午後10時まで、一般車両通行止めとなる。メーン会場周辺以外でも、各国首脳が移動する時間には、市内各地で随時交通規制が実施される。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0