【ソウル8日聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は8日付の論評で、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)の中核機関となるオペレーション専門家会合(OEG)に韓国が正式に加入したことについて、「北侵戦争を挑発するための無分別な軍事的冒険だ」と非難した。朝鮮中央通信が伝えた。
 同紙は、PSIは北朝鮮をはじめ特定国家の船舶などを強制的に取り締まり検索するため米国が主導した犯罪的侵略機構だとした上で、「PSIの中枢的役割を果たすOEGに南朝鮮(韓国)が正式に加入したことを見過ごすことはできない」と主張した。
 外交通商部は今月1日、同日のOEG会議で韓国の参加が正式に承認されたと明らかにした。韓国は昨年5月26日にPSIに全面参加して以来、1年半にしてOEGに加わった。
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