【ソウル4日聯合ニュース】政府は20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に出席する各国首脳と夫人らに、韓国の伝統文化をアピールしていく計画だ。
 G20準備委員会が4日に明らかにしたところによると、G20開幕日の11日夕には、ソウル・竜山の国立中央博物館で李明博(イ・ミョンバク)大統領夫妻が主催する歓迎レセプションが行われる。その後、引き続き博物館で各国首脳の公式夕食会が行われ、首脳夫人の夕食会は博物館からほど近い美術館「リウム」で開かれる。
 李是衡(イ・シヒョン)G20行事企画団長は、夫人らには博物館から近い場所でリラックスしながら格調高い雰囲気のなかで夕食を楽しんでもらえるよう、韓国的な特色とモダンなイメージを兼ね備えた会場を選択したと説明した。館内で食事だけでなく、作品観覧も楽しんでもらう計画だ。
 翌12日は、首脳夫人らは午前中に昌徳宮後苑、韓国家具博物館を予定している。昼食は韓国料理でもてなす。家具博物館は正式オープン前だが、博物館側の了承を得て、訪問が決まった。ここでは韓国の伝統的な住居生活や建築デザインを紹介する。
 同日夕には、首脳夫妻に文化公演を披露する予定だ。朝鮮民謡「アリラン」をテーマ音楽に、リラックスして楽しめる現代感覚の舞踊・音楽公演を準備している。
 一方、G20準備委員会によると、ミシェル・オバマ米大統領夫人、カーラ・ブルーニ仏大統領夫人は出席しない可能性が高いという。

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