【ワシントン28日聯合ニュース】米ホワイトハウスは28日、11月に予定されているオバマ大統領の訪韓の主要テーマ(major subject)は韓米自由貿易協定(FTA)だと明らかにした。米国家安全保障会議(NSC)のベーダー・アジア上級部長が同日の記者会見で伝えた。オバマ大統領は、ソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に出席するため来月10日から3日間の日程で訪韓する。
 ベーター部長は具体的な内容は言及しなかったものの、来月11日に青瓦台(大統領府)で開かれる韓米首脳会談では、韓米FTAと関連し、ある種の突破口が開かれる可能性を示唆したとみられる。
 また、ローズ米大統領副補佐官も、オバマ大統領がインドとインドネシアを訪問後、来月10日に訪韓し、翌11日に李明博(イ・ミョンバク)大統領と会談すると明らかにした。
 また、オバマ大統領は訪韓中に、ソウル・竜山の在韓米軍基地を訪れ、韓米同盟の重要性と北朝鮮の非核化に向けた努力を促す演説を行う予定だという。演説の内容について、ベーダー部長は「北朝鮮が韓国をはじめ隣国との関係を改善し、周辺国の懸念事項を解消しようとする真の努力をするときこそ、米国は北朝鮮との対話に乗り出すことができるとの内容が強調される」と説明した。
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