【釜山28日聯合ニュース】韓国高速鉄道(KTX)京釜線の第2期区間、東大邱~釜山間の専用軌道が完成し、28日に釜山駅で開通式が行われた。来月1日から本格的な運行に入る。開通式は釜山駅をはじめ、このほど新設された五松駅、金泉(亀尾)駅、新慶州駅、蔚山駅でも開催された。
 釜山で式に出席した金滉植(キム・ファンシク)首相は、「政府は国家交通システムを道路から鉄道中心に転換する。グリーンKTX高速鉄道網を構築し、グリーン成長の基盤を一層強化する」と表明した。また、これにより全国を1時間半台でつなげ、1つの生活圏に統合する計画だと強調した。
 ソウル~東大邱の第1期区間は2004年に開通。京釜線は、1992年6月の着工から19年目にして完全開通したことになる。投じられた総事業費は20兆7282億ウォン(約1兆5008億円)。今回の開通により、ソウル~釜山の所要時間は2時間18分と従来から22分短縮された。

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