【ソウル30日聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が、来月初めに黄海で実施される韓米軍合同の対潜水艦軍事演習に対し、「わが軍隊と人民は千万大敵が襲いかかってきても一撃でつぶす万端の戦闘動員態勢を整えている」と述べた。
 朝鮮中央通信が30日に伝えたところによると、同紙は論評で、韓米連合軍が先ごろ韓国全域で実施した指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)を「核実験戦争」だと批判し、これを強行した米国が、9月初めに黄海で再び対潜水艦連合訓練を実施すると発表したが、「相手をよく見て、軍事戦略的ミスを犯さないようにすべきだ」と主張した。
 25日に訪朝したカーター元米大統領が27日に帰国後、北朝鮮メディアが米国を直接非難したのはこれが初めてだ。
 一方、韓米合同対潜水艦軍事演習の正確な開始日まだ発表されていないが、韓米連合軍司令部は20日に報道資料を通じ、米原子力空母「ジョージ・ワシントン」は同演習に参加しないと明らかにした。

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