【ソウル30日聯合ニュース】在韓国連軍司令部と北朝鮮・朝鮮人民軍板門店代表部が、30日午前10時から板門店で3回目の大佐級実務協議を行う。韓国哨戒艦「天安」沈没事件に関する韓国の民間・軍合同調査団の調査内容や証拠を共同で評価する、将官級会談の開催を話し合う予定だ。
 国連軍司令部は23日に行われた2回目の実務協議で、北朝鮮が哨戒艦を沈没させ朝鮮戦争休戦協定に違反したことに対する原因を共同で調べる「共同評価団」を招集するよう、北朝鮮軍に提案した。一方、北朝鮮側は20~30人からなる国防委員会調査団の韓国派遣を主張し続けており、協議は難航する見通しだ。
 国連軍司令部と北朝鮮軍・板門店代表部の将官級会談は、休戦協定違反事項を議論し、双方の衝突を防ぐ対策を講じるために行われる。1998年に初めて開催された。



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