【ソウル29日聯合ニュース】空軍は29日、江原道・江陵の沖合いで先月18日に発生したF-5F戦闘機墜落事故は濃い海霧により操縦士が滑走路を見失ったため発生したと明らかにした。
 空軍はメディア向け発表文を通じ、「事故機が任務を終え基地に帰還する途中、着陸経路上に局地的な海霧が流入し、視界制限状態で操縦士が計器飛行手順に従い精測進入レーダーの管制の下、着陸を試みたが海面と衝突した」と説明した。事故は、突然の海霧発生による視界不良や操縦士の操縦ミスなどが複合的に重なったために発生し、戦闘機の欠陥が原因だった可能性はないというのが軍当局の立場だ。
 空軍は、事故機から回収した音声記録装置には機体の欠陥に関する内容はなく、機体とエンジンの精密調査を行ったが欠陥は発見されず、異常はなかったと説明した。



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