【ソウル29日聯合ニュース】バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストの金妍兒(キム・ヨナ)選手が、ソウル市の「グローバル広報大使」に任命された。ソウル市西小門庁舎で29日に委嘱式が行われた。
 ソウル市は、冬季五輪で世界新記録を打ち立て世界のスポーツスターとなった金選手が、市の広報に大きな活力を吹き込むものと期待を示した。市は今後、海外で進める各種プロモーションや広告に金選手の肖像権を活用する。市が制作を支援し、下半期に米国で放送されるスポーツドキュメンタリーや、欧米で放送されるソウル市のテレビコマーシャルに、金選手が出演する予定だ。
 呉世勲(オ・セフン)市長は、ソウル市への関心を高めた金選手に感謝を述べるとともに、今後は互いにプラスとなる方策を開拓し、ソウルの魅力を伝えていこうと呼びかけた。
 金選手は「ソウルを世界に広める有意義な活動に参加できうれしい。ダイナミックなソウルの発展と変化にふさわしく、わたしももっと成長できるよう努力します」とコメントした。
 また金選手はこの日、直筆サイン入りの愛用のジャケットを市に寄贈した。チャリティーイベントで販売し、市が低所得者支援事業の積立金として利用する予定だ。

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