呉さんは27日午後6時30分にアンナプルナ頂上から下山し、26日午前零時45分ごろにキャンプ4(7200メートル)に着いた。当初は26日午後にベースキャンプに戻る予定だったが、スペインの遠征隊から脱水した隊員を助けてほしいとの要請を受け、救助を支援するためキャンプ4に16時間とどまった。しかし、1日平均15時間の強行軍で体力と食料が底をつき、結局撤収することを決め、キャンプ1(5100メートル)へ移動した。29日午後12時50分にキャンプ1(5100メートル)を出発、約3時間後の午後3時45分にベースキャンプに戻った。
呉さんは「17年間の長い道のりが終わり、すっきりした気持ちだ。チムジルバン(韓国式サウナ)で冷たいシッケ(韓国の伝統飲料)を飲みながら休みたい」と感想を語った。
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