演説する金雲燮副社長(サムスン電子手提供)=13日、ソウル(聯合ニュース
演説する金雲燮副社長(サムスン電子手提供)=13日、ソウル(聯合ニュース
【ソウル13日聯合ニュース】サムスン電子が「WiMAX(ワイマックス)2」の商用化計画を公開し、第4世代(4G)移動通信市場をリードしていくとのビジョンを明らかにした。
 サムスン電子ネットワーク事業部の金雲燮(キム・ウンソプ)副社長は13日に台湾・台北市で開幕したアジア最大のワイマックス展示会「WFCA 2010」(WiMAX Forum Congress Asia)の基調演説で、年内に「ワイマックス2」の標準化を終了し、商用製品を来年発売すると述べた。
 「ワイマックス2」は現在商用サービス中のワイマックス技術の次世代バージョンで、ワイマックスに比べ約8倍速い300Mbps以上の伝送速度を実現した。
 また、同社は無線インターネット通信市場での確固たる技術リーダーシップの獲得と市場拡大の意志も明らかにした。
 金副社長は「新しい移動通信技術が広がるためにはチップセット、端末機、システム装置業者と通信事業者間の強固なエコシステムが形成されなければならない」と強調。世界で150以上の事業者がサービスを推進しており、120以上の端末機が発売されたモバイルワイマックスはすでに拡散期に突入したと述べ、市場は引き続き拡大するとの見通しを示した。





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