【仁川3日聯合ニュース】黄海・白リョン島沖で沈没した海軍哨戒艦「天安」の行方不明者捜索を終え、船員ら9人を乗せ漁場に移動していた底引き網漁船「クムヤン98号」(99トン)が、カンボジア船籍の貨物船(1472トン)と衝突して沈没した。仁川海洋警察署はこの貨物船を公海上で検挙、仁川港に移動させている。
 海洋警察庁は2日午後8時半ごろ、地上受信局(LUT)から、仁川・大青島西側の海上で「クムヤン98号」が遭難したという信号を受信した。2隻1組で操業する底引き網漁船のうち従船にあたる「クムヤン98号」は、連絡が途絶える直前、主船の「クムヤン97号」の約1.8キロメートル後ろを航海していた。
 「クムヤン98号」には韓国人7人、インドネシア人2人が乗り込んでいた。3日午前10時ごろ、大青島南西の海上で55歳の韓国人乗組員の遺体が発見された。




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